
八幡平スキー場|早くオープンしてGWまで滑走可能な高原ゲレンデ
2025年10月1日
秋田県鹿角市に位置する「八幡平スキー場」は、毎年11月下旬という早い時期にオープンし、春のゴールデンウィークまで長く営業していることで知られるスキー場です。
標高の高さと豪雪地帯ならではの豊富な積雪により、シーズンを通して安定した雪質を楽しむことができ、初心者から上級者まで幅広い層のスキーヤーやスノーボーダーを魅了しています。東北地方の冬の観光を代表する存在であり、鹿角市を訪れる際にはぜひ足を運んでほしいスポットです。
東北屈指の長いスキーシーズン
八幡平スキー場の最大の特長は、そのシーズンの長さです。
例年11月下旬にはいち早くオープンし、春の陽気を感じる4月下旬から5月上旬のゴールデンウィークまで営業を続けています。
これは東北地方のスキー場の中でも稀有な存在であり、「早く滑りたい」「春スキーを楽しみたい」というウィンタースポーツ愛好者にとって大きな魅力です。
特に春スキーの時期には、雪質はしっかり残りながらも気温が穏やかで、軽装で快適に滑走できるため、冬とはひと味違った楽しみ方ができます。
初心者から上級者まで満足できる多彩なコース
ゲレンデは初心者向けの緩やかなコースから、上級者が腕試しできる斜面までバランスよく整備されています。
スキーやスノーボードを初めて体験する子ども連れのファミリーでも安心して楽しめるほか、スピード感を求めるベテランにも満足できるレイアウトです。
また、スキー教室やレンタルサービスも充実しており、道具を持っていない方や初めて挑戦する方でも手軽に参加できます。
安定した雪質と恵まれた自然環境
八幡平スキー場は標高が高いため気温が低く、雪質がパウダースノーの状態で長く保たれるのが大きな魅力です。
特に冬の初めから中盤にかけては、軽く柔らかい雪を存分に味わうことができます。
周囲は十和田八幡平国立公園の一部であり、晴れた日には遠くの山々や雪化粧をした森の景色が広がり、まるで絵画のような光景がゲレンデ全体を包み込みます。スキーやスノーボードをしなくても、この雄大な自然景観を眺めに訪れる価値があります。
アクセスの良さと周辺観光
アクセスも比較的良好で、東北自動車道の鹿角八幡平ICから車で約30分という立地にあります。
遠方から訪れる方にとっても利便性が高く、日帰りはもちろん宿泊しての滞在にも適しています。
周辺には温泉地が点在しており、特に「後生掛温泉」や「蒸ノ湯温泉」などはスキー後の疲れを癒すのに最適です。
また、鹿角市はきりたんぽ鍋や比内地鶏などの郷土料理でも知られており、ウィンタースポーツとグルメを同時に楽しめるのも大きな魅力です。
家族で楽しめるスキーリゾート
八幡平スキー場はファミリー向けの設備やサービスが充実している点も特長です。
キッズ向けのエリアやソリ遊びができる場所も整備されているため、小さなお子さま連れでも安心して利用できます。
レンタルショップではスキー・スノーボード一式だけでなく、ウェアのレンタルも用意されており、手ぶらで訪れても楽しめるのは嬉しいポイントです。
まとめ ― 鹿角市が誇るウィンタースポット
「八幡平スキー場」は、どこよりも早く開園し、ゴールデンウィークまで滑走できる稀有なスキー場です。
安定した雪質、多彩なコース、充実した設備、そして温泉やグルメなど周辺観光との組み合わせにより、単なるスキー場にとどまらない魅力を持っています。
冬の鹿角市を訪れる際には、ぜひ一度体験していただきたいスポットです。大自然の中でのスキーやスノーボードはもちろん、観光や食を通じて鹿角の冬を満喫してみてはいかがでしょうか。
※本記事は、地域イベント「しごとーーい かづの」の関連情報として、鹿角の地元資源を紹介するコラムの一環として掲載しています。